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時計工房 久保田
Watch Studio
リモートワーク眼精疲労と肩こりと偏頭痛
皆さん、こんにちは。
リモートワークによるパソコン作業が増える昨今
今日は目の疲れからやってくる体調不良をテーマに書いてみます。
最近、肩こりや偏頭痛が解消されたことがない、という友人の悩みを聞きました。マッサージを受けたり、市販の頭痛薬を飲んだり、湿布を貼ってみたり…
色々な処方を試したけれど、一向に効果が感じられないとのこと。
こうした症状に覚えのある方もいるのではないでしょうか。
もしかしたら…、ものすご~く目に負担がかかっていることが原因で引き起こされている症状かもしれません。
まずはお家で簡単に出来る「見え方テスト」をしてみましょう!
※メガネ・コンタクトレンズを付けたままでもOKです。
① 壁に掛けてあるカレンダー・時計・絵画・ポスターなどから一つ目標を決め、それから1m離れた場所に真っすぐ立つ。
② まずは左目を隠し、右目だけで①で決めた目標を見る。
③ 次に右目を隠し、左目だけで①で決めた目標を見る。
→ (A) 右目・左目の見え方に、大きく違いがない人、気にならない人
見え方に問題はないと思われます。
市販薬や湿布で頭痛・肩こりなどが改善されない方は、なにか別の原因があるかもしれないので掛かり付け医に相談してみましょう。
すでに病院にかかっていても改善しない方は調節力の問題があるかもしれません。眼前30-40センチに書物を置き左右の見え方に差異がないか確認してください。視力1.0以上あれば大丈夫はまやかしです。近方視力もチェックが必要です。差がある場合は視力検査をお勧めします。
→(B) 右目・左目の見え方に、大きく違いがある人
片目ずつで目標を見た時に、物の見え方の鮮明さに違いがある。
片目ずつで見た時の目標の位置のズレに、かなりストレスを感じる。
こういった方は、斜位(しゃい)や、間欠性斜視(かんけつせい・しゃし)の可能性があります。
(B)のような方は、もしかすると両目の極端な見え方のズレによって眼精疲労に陥っているのかもしれません。
こうした眼精疲労による肩こり・偏頭痛は、掛けるメガネのレンズに少し工夫をし、疲労を和らげることで解消される場合があります。
左右の目の見え方のバランスを合わせたり、ズレを補正してくれるプリズムレンズというものがあります。
当店でも、斜位や間欠性斜視の方におススメすることが多いレンズです。
また、左右の目の度数に差がある方にもよく提案しています。
ここ最近で増えているのがスマホ・タブレット・パソコンを多用するリモートワークにより発症してしまっている焦点が合わなくなる現象。眼精疲労や疑似老眼と言われます。
マラソンする人が足のダメージがないようスニーカーに気を使うように、目を酷使する人が見え方に気を使うのは自然な事だと思います。
頭痛や肩こりに悩んでいる方、上記のテストで目の見え方に不安を感じた方はお気軽にご相談ください。
メガネが快適な生活の助けになってくれるかもしれません(´▽`*)
プリズムレンズや斜位・間欠性斜視について更に詳しく紹介しているページがありますので、そちらも併せて読んでみてくださいネ。
漫画で知ろう。両目検査