水にご用心！腕時計の水抜き

こんにちは。
本日のブログは時計工房からお送りします。

汗をかく時期、水遊びが楽しい季節になりました。
この時期に多くなるご相談が、時計の「水抜き」です。

時計にうっかり水をかけてしまったり、汗を沢山かいた後に、ガラスの内側に水滴が付いた状態になることがあります。
裏蓋やリューズの隙間から、水や汗が時計の内側へ入り込んでしまった際に起こる症状です。

時計の水抜き

水滴の付いた状態のままで放置してしまうと、内部の機械やケースが錆びてしまい修理が不可能になってしまいます。
また、クォーツ(電池)時計の場合は電池が放電してしまうため、早く電池切れが起こることもあります。
愛用の時計に水滴が付いていたら、なるべく早めに水抜き作業をご依頼ください。

時計の水抜き

ダイバーズウォッチ等の防水機能が高い時計でも、長年使用している物の場合はケースやパッキンの経年劣化・汚れによって防水性能が落ちる場合もあります。
また、サウナの高温による熱膨張と冷却による収縮によってケースやパッキンが痛みやすくなります。
お風呂やプール、サウナに入る際は、時計を外してからお楽しみいただくことをお勧めします。
外装ケースのお掃除はもちろん、劣化したパッキンは交換できる場合もあるので、汚れや経年劣化が気になる場合もご相談ください。

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